自転車の事故予防
先日患者さんの6歳のお子様が自転車の練習を始めたそうです。
自転車自身も車両とみなされるので自転車の交通事故予防について書いていきます。
末年始は交通量も増えるため、交通事故が非常に多くなります。
小学生のお子さんの場合、自転車による交通事故には特に注意していただきたいところ。安全確認不足や、一時不停止など、
本人の交通ルール違反を原因とする出会い頭の事故が多く発生しています。
特に公園や児童館などの施設から道路へ出るときや、交差点、路地などは事故が多い場所。自転車に乗るときの注意点は、何
度でも言い聞かせてください。友だち同士で出かけると、ついはしゃいで危ない乗り方をしてしまうこともあるかもしれませ
ん。
そういう姿を見かけたときは、しばらく自転車を取り上げるぐらいの厳しい態度でのぞみましょう。
また、人間の目は暗さに慣れるまで時間がかかるため、日がかげりはじめた時間帯は事故に巻き込まれる危険性も増します。
本人は見えているつもりでも、視認できていないことがあるのです。
日没が早まる冬休み。
帰宅時には、まだ明るく感じても早めにライトを点灯させましょう。