むち打ち症のイレギュラーな痛み:こもれび整骨院
最近気温もどんどん下がってきているのも影響してか交通事故で通院されている患者さんのむち打ち症の痛みが再度出始めています。
交通事故によるむち打ち症ほど、イレギュラーな痛みを伴う疾病はないと思います。
例えばむち打ち症治療を受けたことによって、身体のバランスが良くなり症状が和らいだとします。
そして「痛みが無くなったから、通院するのをやめる」…しかし時間が経過し…ちょっとした変化(影響)によって、急に痛
みがぶり返すことがあるからです。
その結果、むち打ち症に苦しんでいる患者は次のような発言をすることも…
「治療法が間違っていた」「医師の腕が悪い」
しかし、むち打ち症の治療法は間違っていないのです。
むち打ち症の問題…それは、私たち自身がむち打ち症の特徴をきちんと理解する必要があることです。
むち打ち症の痛みは、交通事故に遭った当日に発症するわけではありません。
実は数日経った後、急に身体の痛み/不快感を発症するのがむち打ち症の特徴なのです。
更にいえば、むち打ち症の外傷は見た目ではわからず…しかも、レントゲン検査をしてもまったく異常が見られないことも
往々にしてあります。
つまり、身体に居座り続けるむち打ち症の症状は、当事者以外にわからない…非常に辛い病気なのです。
私たちは、むち打ち症治療が「一進一退を繰り返すことによって、次第に緩和されていく。」ことを理解しなければなりませ
ん。