お風呂で身体を温める:こもれび整骨院
お風呂の入り方のポイントは?
まず、お風呂のお湯は40度以上に設定しましょう。
温かいお湯に浸かることで、血の流れを良くし、肩こりを解消することができます。
また、お風呂に入る際には、肩まで浸かるようにしましょう。
半身浴などをしているだけでは、体は温まるかもしれませんが、
肩の筋肉自体を温めることはできません。
しっかりと肩の筋肉を温めるようにたっぷりのお湯を入れたお風呂に浸かるようにしてください。
お湯の温度もポイントですが、同じくらいポイントなのは入浴剤です。
今、肩こりによく効くと謳っている入浴剤が各社から出ているかと思います。
入浴剤は良い香りで癒しをもたらすだけでなく、肩こり解消にも役立つものがあります。
入浴剤の中でもおススメなのは、炭酸ガスの入ったものです。
シュワシュワ、泡を出して溶けていくものは炭酸ガスが入ったものです。
最近では炭酸ガスは美容でも注目されています。
炭酸ガスは血管を拡げて、血行促進をもたらします。
炭酸ガス入りの入浴剤を入れたお風呂に浸かると体中の血管を拡張してくれるため、
体中の血行が促進され、肩まできちんと浸けることで、肩の周りの血行も良くなり、
肩こり解消につながります。
また、お風呂に浸かる時間ポイントです。
1、2分お風呂に浸かっただけで簡単に肩こりは解消されません。
何より、体自体も少しの時間では温まりません。
最低でも10~15分は浸からないとなかなか体の芯まで温めることはできません。
体を温めないと血行は良くならないので、血行促進のためにも
お風呂にはしっかりと浸かるようにしましょう。
ただ、10~15分も入るだけではつまらないですし、
時間ももったいないので、お風呂に入ったらぜひストレッチをやってみてください。
肩を緊張状態から解放してあげるためのストレッチがあります。
まず、肩に力を入れた状態で3秒くらい上に上げます。
その後、3秒くらい力を抜きます。
これを5回程度繰り返すことで、肩の緊張を取り除くことができます。
他には血の流れを良くするマッサージをしてみてもいいかと思います。
肩がこると肩を揉んで解消しようとする人が多いかと思います。
もちろん肩を揉むことも効果がありますが、意外と重要なのは肩ではなく、脇の下の部分です。
ここには腋窩リンパと呼ばれる、上半身の老廃物などをためてしまうリンパがあります。
そのリンパを刺激して老廃物を流してあげることで
血流を良くし、肩こりを解消することができます。
お風呂から出たら
お風呂から上がったら体をなるべく冷まさないように注意してください。
すぐに体を冷ましてしまうと、せっかく温めた効果がうすくなってしまいます。
冬場は特にお風呂から上がったら暖かい格好をして過ごすようにしてください。
また、お風呂上がりの体が温まった状態は
ストレッチをして肩こりを解消させるのに、最適な状態です。
どんなストレッチが効果的かと言うと、とても簡単なものです。
まず、肩には力を入れず、リラックスした状態で真っ直ぐに立ちます。
その状態のまま、首を左右に10秒くらいずつ傾けます。
これを10回ずつ繰り返してください。
次に、手を使い、首周りの筋肉をほぐしていきます。
左手で頭部の右側を無理しない程度の力加減で、左肩の方へと引き寄せてください。
その状態で30秒くらい静止します。
30秒くらい経ちましたら、反対側も同じように右手を使い、頭部を右肩の方へと引き寄せます。
最後に、肩の筋肉をほぐすストレッチを行います。
左腕を上に伸ばし、右手で右の方向へと引っ張ってください。
左の脇腹を伸ばしていくようなイメージで引っ張るとより良いでしょう。
これも30秒くらい静止させ、反対側も同じように右腕を左手で左側へと引っ張ってください。
このような動きをすることで、首や肩の筋肉をほぐし、肩こりを解消することができます。
お風呂に入る前などで行ってももちろん効果はありますが、
お風呂にきちんと浸かり、体を温めた状態で行うと更に効果的なので、
ぜひお風呂上がりに試してみてください。
なかなかお風呂に入る時間がなく、ストレッチなどもできないという人もいるかと思いますが、
たまにはゆっくりとお風呂に浸かり、日々のストレスや肩こりを少しでも減らし、
体を軽くしてみてはいかがでしょうか?